※「石器人の足掻き」からの移転(2016年5月21日付け記事)
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石器人だからパソコンは詳しくない。
パソコンの参考書籍やネット上にある解説サイトに出て来る専門用語は、まるで何かの「呪文」のようだ。
それでも、今使っているパソコンのOS(現在Windows8.1)を今年の7月28日迄ならタダでWindows10にアップグレードできるらしい、ということは薄らぼんやりと知ってはいた。
「そうか、タダでアップグレードできれば、パソコンがぶっ壊れない限りは使い続けられるだろうから、ありがたいことだな」と思いながらも、現行の8.1で特に不満も無かったので、アップグレードはギリギリでもいいか、と漫然と過ごしていた。
しかし石器人の今までの経験からして、「こういう期間限定で提供されるものは、期間の終了間際に人が殺到してくるのが世間の常というものではないのか?7月頃になればアップグレード希望者が集中して、ネットが繋がり難くなるんじゃないか?」ということに思い至り、それならGWの連休中にでもやってしまおうかと、重い腰を上げてWindows10への無償アップグレードに取り掛かることにしたのである。
それにしても、アップグレード作業中にもし呪文(石器人に理解不能な専門用語)が画面に表示されたらどうしたらいいんだべか…。
石器人はSONYのVAIO Fit 15Eというのを使っているのだが、VAIOの場合、アップグレードの準備としてやらなければならないことがあるらしい。
SONYのサポートのページを見ると、まずは現在使っているVAIOがWindows10無償アップグレードに対応しているかどうか調べることが出来る。これについては問題無かったので、次に「VAIO Update for Windows 10 Upgrade」というVAIO用のアップグレードデータをSONYのサポートサイトからダウンロードする。
ダウンロードした「VAIO Update for Windows 10 Upgrade」のアイコンがデスクトップ上にあることを確認してから、それをダブルクリックすると、「ユーザー アカウント制御画面」なるものが表示されるので、「はい」ボタンを選択してVAIO Update(OS Upgrade Modeの画面を開く。そして、画面の指示に従って「OK」と「はい」をクリックしていけば「Windows 10にアップグレードする準備ができました」というVAIO Updateの画面が出て来る。その画面の「OK」をクリックすればWindowsが再起動して、VAIO Update(OS Upgrade Mode)の画面が立ち上がるので、VAIO用でアップデートする必要があるプログラムがあるかどうかを確認できる。
このVAIO Update(OS Upgrade Mode)というのは、どうやらSONY独自のアプリをWindows10にアップグレードしても動かせるようにするための準備らしく、手間的にはWindows10のアップグレードより煩雑だった…。
あともうひとつ。現在使用しているWindows8.1を最新の状況にしておかなければならないらしい。石器人のVAIOはWindows Updateを常に最新の状態になるように設定してあるから、改めてに更新する必要は無い筈だ。Win8.1が最新の状態だとWindows Updateの画面に「Windows10にアップグレード」と表示されるらしいので、念の為に確認してみることにした。
で、「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「Windows Updata」の画面を開いて確認したのだが、もう更新すべきプログラムが無いにも関わらず「更新プログラムが自動インストールされるように設定されています」の表示のままだった。何時まで経っても「Windows10にアップグレード」に表示が切り替わる気配は無く、仕方ないのでこれはこのまま放って置くことにした。
ということで気懸かりな点は残しつつも準備も終わり、いよいよ本番のWindows10へのアップグレードに着手することになった。
とは言っても大した作業をしたわけではない。
まずは、画面右下にある「さっさとWindows10にアップグレードすれや!」(「すれや」は方言で、「しろよ、しなさいよ」の意)と言わんばかりに催促してくるWindowsアップグレード通知ボタンをクリックして「Windows10を入手する」の画面を開く。
石器人の場合「予約」とかはしておらず、いきなり「今すぐアップグレード」をクリックしたのだが、パソコンはウンともスンともいわない。仕方なく、「Windows10を入手する」の画面右上にある「windows.comで詳細を見る」の文字をクリックしたら、エクスプローラーがwindows.comのWindows10アップグレード用の画面を開いたので、こちらからアップグレードを実行することにした。
画面の指示に従って進めて行くうちに、こちらの身元確認の為なのか知らないが、作業の途中で何度も「今すぐアップグレード」の表示画面が出てくる。そこで、「さっき押したべさ!」と怒りたくなるのをグッと堪え、表示されるたびに根気よく「今すぐアップグレード」をクリックしていたら、漸くアップグレードが始まった。
そこを乗り切ってからは作業は勝手に進み、幸いにも石器人が心配していた理解不能な「呪文」が出てくることもなく、朝9時に始めたアップグレードは、昼の12時過ぎには無事完了した。
これがアップグレード後のWindows10のロック画面。
気付いたらこうなっていた… |
3時間強かかったけど、当初想像していたより簡単に完了した、というのが感想だ。
Windows8.1時代の電源を切る時に出ていた「このアプリがシャットダウンを妨げています」というメッセージも出なくなり、操作は今のところ快適だ。
但し、石器人が使っているブラザーのプリンタDCP-J152Nが、Windows10に対応していなかったので、ブラザーのサポートサイトでWindows10用のドライバ(この言葉は何となくだがわかるぞ)をダウンロードする必要があった。
その他では、Windows Media Playerは使えるし(Win8.1で使っていたものは、大抵引き継いで使えるみたいだ)、石器人愛用のWindows Live Mail もそのまま動く。
感覚的にはそれ程大幅に変わった感じは無く、自分が使う用途に限って言えば、直感的に操作できるのがありがたい。アップグレード前は「Windows10って、8.1とはまるで別物で、操作が難しくて気が狂うんじゃないべか?」と思っていたのだが、そんな感じはしない。これならもっと早くやっておけばよかった。
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ところで、アップグレードして暫く経ってから、こんな疑問が湧いてきた。せっかくWindows10にアップグレードしても、ハードディスクなどがぶっ壊れたら、再インストールの必要があるんじゃないのか?無償アップグレード期限内に壊れたなら、また今回の様にアップグレードできることは石器人でもわかるけど、期限を過ぎてから壊れた場合はどうなるんだろう?石器人のVAIOは元々Windows8プリインストールモデルだったので、手元にはWinsows8と、後で8.1にタダでアップグレードした時に作って置いたWindows8.1の2種類の再インストールディスクしかない。ここは当然Windows10の再インストールディスクを作っておく必要があるのではないか?
で、この件についてネットで調べてみたら、マイクロソフトの方で「メディア作成ツール」というものを用意している様で、これでWindows10の再インストールディスクが作れるらしいことがわかった。これについては無償アップグレードのような「期限」が存在するのか調べてみたのだが、石器人だからよくわからなかった。
ということで、Windows10の再インストールディスクは、安全のために「Win10無償アップグレードの期間内」に作ってしまおうかと思っている。
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と、ここまで書いて来て、ふと疑問が湧いてきた。
石器人のパソコンをWindows8からWindows8.1にタダでアップグレードした後で「再インストールディスク(この呼び方が正しいかどうかはわからない)」を作った時は、「メディア作成ツール」みたいなものは使わなかったんじゃなかったか…??
はて?一体どうやって作ったんだっけ…?
自分でやった作業なのに憶えていない…。
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