2016年6月10日金曜日

CMT-M35WM


「石器人の足掻き」(2015年10月8日付け)からの移転記事

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石器人の家には、メインで使っているSonyのXR-W88MDというコンポのほかに、同じくSonyのCMT-M35WMという物もある。

元々は、FMラジオの録音をメインに使っているXR-W88MDが壊れたら、このCMT-M35WMで代用しようと買っておいた物だ。

ところで以前書いたように、パソコンにMDからmp3化したファイルを取り込んで聴くようになったのだが、パソコン自体の音の小ささが気になっていた。

しばらくの間はそのまま聴いていたのだが、ついに我慢ならなくなり、アナログ接続ではあるが、パソコンのヘッドホン端子とCMT-M35WMの外部入力端子をつないで、アンプ代わりに使うことにしたのである。

元々石器人だし、アナログ接続だろうがデジタル接続だろうが、音の違いなどわからない。
それに何しろ元の音源自体が、LP4規格で録音したものを更にmp3に変換したというアレな感じのものだし、音質などには全く拘りは無い。

石器人としては、音さえでっかくなってくれればそれでいいのだ。

で、こんな感じで使っている。


パソコンとアナログ接続されたCMT-M35WM


これでやっと、家の中でパソコンに取り込んだ音楽を、満足いく大音量で聴けるようになった。

それと、この環境ならパソコンの音楽の他に、元々コンポに付いているCDやラジオなどに切り替えて聴くことが出来る。おまけに、なんとこのコンポには、石器人でさえも使わないカセットテープの録音再生機能も付いているのだ。

で、この状態で音楽を聴くことに慣れると、もう「聴く」ことだけについてならMDには戻れないような気がしてくるのだ。石器人なのに。

但し、FMラジオの音楽番組録音については、デジタルの録音機器を持っていないので、相変わらずMDコンポのお世話になり続ける毎日なのだが。





ところで、ただ聴いているだけではCMT-M35WMの録音機能が勿体ないので、「先祖返り」というか、mp3ファイルを再生してMDに録音するという、全く意味不明なこともやってみた。

元々の音源もアレだし、今回はアナログでの録音という形なので、理屈上は音質が更に劣化するらしい。よくわからんけど…。

空しい作業の流れを書いておくと、こんな感じだ。

①MD音源(LP4録音)

②mp3化してUSBメモリへ(Onkyo FR-N9NXにより作業)

③USBメモリからパソコンに移す(mp3形式)

ここまでは、前に書いたとおり既にやってある。
それでもって、現在パソコン上にあるこの③を

④MediaPlayerで再生して、CMT-M35WMのMDにLP4でアナログ接続で録音

⑤以上で、恐るべき低音質なMDの一丁上がりだ!



で、早速MDに先祖返りした⑤の音と、③をMediaPlayerで再生した音、そして元々の①の音とを比べて聴いてみたわけだが、恐ろしいことに石器人にはその違いが分からなかったのだ。

改めて、石器人の耳ではどんな音源だろうがその有難味はわからない、ということを再認識させられた。
いやいや、そうかい、そういうことかい…。そういうことならもう、高いオーディオ機器を買う必要はないな。買う予定も無かったんだけど。

安上がりな耳で良かった…。

(続く)  (前回)



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