※「石器人の足掻き」(2015年10月7日付け)からの移転記事
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石器人の家の庭には、様々な野鳥がやって来る。
北海道の冬は厳しい。雪は積もるし吹雪くし寒い。
その厳しい冬の間だけ、小鳥たちにピーナツを振る舞うことにしている。
で、或る冬の日のこと。
何かナスビみたいなものが、窓の外にぶら下がっているのだが…。
謎のナスビ鳥-1 |
部屋を覗かれてますな。ナスビというか、この写真では、小さい瓢箪にも見える…。いったい何という鳥だろう。それにしても、頭に血が上らない(下がらない?)のか?
上下にも動けるらしい。
謎のナスビ鳥-2 |
サイドステップの軽快な動きで、上や下に行ったり来たりしている。
楽しいんだろうか?
まだやってる。
謎のナスビ鳥-3 |
疲れないのかい?
そんなに珍しいかい?
このボロ家の中が。
遂に固まってしまった…。
謎のナスビ鳥-4 |
何やってんだ、アンタ?。もしかして、くたびれたのだろうか。
それにしても太ってる…。
背中を伸ばしてストレッチ?
謎のナスビ鳥-5 |
そう言えば、ナスビ以外でも何かに似てる気が…。
はて?何だっけ。
うーん、何だろうか…。
謎のナスビ鳥-6 |
何に似ているのか、中々思い出せない…。
だけど、確かに見覚えがある。
そうだ!これは…
謎のペンギン鳥? |
ペンギンだ、ペンギン!
間違いない!
この角度なんかペンギンそのものではないか?
ということで、当たり前だが謎の鳥はペンギンである筈も無く、縦横逆さと自由自在に歩き回ることが出来るゴジュウカラだった。
外に出て雪掻きをしていると、いつの間かそばに来て、甲高い声で「フィーフィー」だか「ピーピー」だか鳴いて餌を催促する。
偶に頭や肩に止まろうとするが、こっちも雪掻きで動いているので中々止まれず、諦めて庭の白樺の枝の方に行って止まる。
コガラなどに比べると、足で掴む力がすごく強い。
嘴から後ろに伸びる黒い毛のラインの中に目があるので、サングラスをかけているようにも見える。一見コワモテの顔に思えるが、家に来るのはかなり人懐こい個体である。
(続く) (戻る)
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