2016年6月18日土曜日

SONYウォークマン NW-E023Fを使ってダビング


御案内]  [目 次]  [連絡先]  [ブログ]  MD始末


Onkyo FR-N9NX導入Sony XR-W88MD予備機で書いたように、主に「FMラジオの音楽番組をSONYのXR-W88MDでMDに録音→それをジャンル別MDにダビング→そのジャンル別MDが満杯になったらONKYOのFR-N9NXでmp3化→パソコンに取り込む」という作業を行っている。

SONY XR-W88MD

以前にも書いたが、最近、この作業の中核となるXR-W88MDの調子があんまりよくない。MDが引っ掛かって排出されないケースが日々増えてきているのだ。今のところ、秘技「カンチョー(Sony XR-W88MD予備機参照)」を使って、何とかMDを取り出すことは出来ているが、もうあまり長くもたない気もする。

XR-W88MDは、一応「予備機(Sony XR-W88MD予備機参照)」も用意してあり、すぐに支障を来す状況でもないのたが、これらの機器が壊れてしまうと、作業の基本となるMDからMDへのダビングが出来なくなる。なので、ダビングはXR-W88MD以外でも出来るように、環境を整えておく必要がある。



ところで、石器人の家にはXR-W88MDの他に、SONYのCMT-M35WMというコンポがあり、このコンポはウォークマンに録音できる機能がある。しかし、石器人だからウォークマンは持っていなかった。

で、ウォークマンを入手して、このCMT-M35WMに繋げば、ダビング方法の選択肢がひとつ増えるんじゃないか?と以前から思ってはいた。



そんな時、札幌近郊の「ハードオフ」で、こんな物を見つけた。

SONYウォークマン NW-E023F
SONYのウォークマン「NW-E023F」である。容量は1GBだが、「CMT-M35WMと接続して使える機種」として、CMT-M35WMの取扱説明書に記載されている。
程度も良く、値段も3,000円とまあまあ安かったので、試しにこれを買ってみることにした。



早速NW-E023Fを家に持ち帰って、ダビングしてみよう。

CMT-M35WMとNW-E023F
実は、このNW-E023Fは、SONYが提供するSonicStageというソフトに対応しており、このソフトを使えばパソコン上で曲の管理ができるらしいのだが、なにしろ古いソフトなので、石器人が早まってWin10にタダでアップグレードしたパソコンでは使えない。後継ソフトのX-アプリとかいうのもあるらしいのだが、石器人だからやり方をネットで調べるだけでも眩暈がしてくる…。



ということで、パソコンを使う上記の方法はさっさと諦めて、石器人の大好きな「アナログスタイル」でやってみることにした。

おおまかな流れを書くと、まず録音元のMDで編集し選んだ曲を、ウォークマンに一旦録音して、今度はそれを各ジャンル別のMDに、ウォークマンから再度録音する、という実に回りくどいやり方なのだが…。



以下、ダビングの手順を記しておく。


CMT-M35WMで、FM放送を録音した「録音元のMD」を編集して、録音したい曲を「プログラム再生」出来るように設定する。

NW-E023FをCMT-M35WMに差し込む。

MD再生スタンバイ状態になっているのを確認してから、CMT-M35WMの上面にあるワンタッチ録音ボタン「ウォークマンへ」を押す。

まずはこれで、実再生時間はかかるものの、MD→ウォークマンへの録音が行われる。ウォークマンには、MDの再生曲数と同じもの(曲の区切りも引き継がれる)がダビングされる。

CMT-M35WM前面の「ウォークマン」ボタンを押して、ウォークマン再生のスタンバイ状態にする。

CMT-M35WMのリモコンの「再生モード」ボタンを繰り返し押して、CMT-M35WM前面ディスプレイに「PGM(プログラム再生)」を表示させる。

CMT-M35WMのリモコンの「選曲ボタン」を押して、ウォークマン側でプログラムしたい曲を選び、リモコンの「決定」を押す(曲が複数ある場合は、同じ作業の繰り返し)。これで「ウォークマン側のプログラム再生」がスタンバイされる。※その際、ウォークマン本体側をいじる必要は無い。

CMT-M35WMから「録音元のMD」を取り出し、ウォークマンの曲を録音させたい「ジャンル別のMD(クラシック、ジャズ、ポップス等)」を挿入する。

CMT-M35WM上面のワンタッチ録音ボタン「MDへ」を押す。

これで、CMT-M35WMのMDに、ウォークマンでプログラム再生された曲が、実再生時間で録音される。



以上が、ウォークマンを使ったおおまかなダビングの手順である。このやり方だと、最初から最後までウォークマン本体側で操作する必要は無く、全てCMT-M35WM側の操作だけで済む。

但し、この方法の最大の欠点は、コンポからウォークマンに録音する際と、ウォークマンからコンポに再び録音する際に、それぞれ実再生時間がかかってしまうことだ。しかし、XR-W88MDが予備機も含め壊れてしまったら、回りくどくてもこのやり方でやるしかない。





まあそれでも、ダビング方法の選択肢が別にあるということは、石器人にとってはやっぱりありがたいことなので、たまにはこの方法でもダビングして、やり方を忘れない様にしておきたいものだ。


※追記 ウォークマンを使ったダビング詳細手順の記事

2017年7月6日「CMT-M35WMとNW-E023を使ったダビング詳細手順書を作っておくべ


(続く)  (前回)



御案内]  [目 次]  [連絡先]  [ブログ]  MD始末

-関連記事-
ONKYO FR-N9NX導入
ひたすら忍耐の巻
MD始末 カーステレオ編
XR-W88MD予備機
CMT-M35WM
3台目!時代遅れのG3が引き寄せるXR-W88MD

-リンク-

石器人の足掻き
どこだべ?此処は