2016年6月11日土曜日

消費期限(賞味期限ではない)50日以上超過のベーコン


「石器人の足掻き」からの移転(2015年11月25日付け記事)

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冷蔵庫の食材サルベージの続きである。

賞味期限一ヶ月過ぎの豆腐や卵と一緒に、冷蔵庫の奥からこんなものを掘り出した。


見た目に異常は無いのだが…


消費期限が10月4日と書いてある。


「賞味期限」ならよく見るのだが「消費期限」って何だ?


消費!期限が10月4日…


で、調べてみたところ「賞味期限=味を損なわずに食える期限」、「消費期限=安全に食える期限」と、概ねこういうことらしい。


「賞味期限」は味さえ気にしなけりゃ、緑色に変色してドロドロになる前なら自己責任で食うのも一興だが、こと「消費期限」に関しては「安全に食える期限」ということで、何やら身の危険が感じられなくもない。捨てるべきか…。

しかしまあ、見た感じは変色もしてないし、カビも生えてない。
元々保存食用の燻製なわけだから、多少(50日は多少と言えるのか?…)消費期限が過ぎていても食えるんじゃないだろうか?

こう見えても20年前の缶詰だって食った人間だ。一ヶ月前の豆腐も結構な数を食っている。ある程度の抵抗力は培ってきた筈だ。


ということで考え直し、ベーコンは晩飯の材料にすることにした。

とは言え「消費期限」50日以上超過の危険物?なので、なるべく他の具材と混ぜてしまい、ドサクサ紛れに一気にかき込むような料理がいいだろう、ということでナポリタンを作ることに。

まずは問題のベーコンだが


生の状態

見た目は別に傷んでなさそうだ。

で、これをカリカリになるまで熱で殺菌(炒めるとも言う)。


焦げる一歩手前…


ここまでやれば、悪さをする菌も冥土に行ってくれただろう。

なんといっても「安全に食える期限」を50日以上も過ぎてるんだから、やり過ぎということはない。

これに玉ねぎ、キャベツ、たっぷりのおろしニンニクを加えて、味噌少々、味の素の「中華あじ」と黒胡椒で下味を付けてから


投入具材

ケチャップを盛大にかけ、安ワインも少量入れる。


量は適当


で、これを炒めてナポリタンソースを作り、刻んだピーマンを入れてから茹で上がったスパゲティを投入し、更に軽く炒めて水分を飛ばす。


これで出来上がり。


見た目は普通


見た感じ、「安全に食える期限」を50日も過ぎた危険な物が入っているとは、とても思えない。


で、食った。

おお、ちゃんと食えるぞ。いつも作ってるナポリタンの味がする。ベーコンも特に変な味はしない。というか、殺菌用に?タバスコをかけ過ぎたのでベーコンの味がよくわからない。
しかし、タバスコの辛さは後で効いてくる辛さだな…。
ヒーヒー言いながらも大量の水と共に完食した。



今のところ身体に特段の異常は無い。
腹を下すなりぶっ倒れるなりするなら、今夜半以降になると思われる。

それまでの間に、今回のような「サルベージベーコン」がまた出てきた時用のメニューをメモして置こう。
前提としては、単品使いではなく、なるべく他の食材と混ぜてドサクサに紛れて食ってしまえるものがいい。


消費期限超過ベーコン入り肉じゃがならぬベーコンじゃが
消費期限超過ベーコン入りカレー
消費期限超過ベーコン入りクリームシチュー
↑これにカレー粉を加えたカレーシチュー
消費期限超過ベーコン入りペペロンチーノ(これは具が少ないか?)
消費期限超過ベーコンとたっぷりホウレン草入り卵焼き
消費期限超過ベーコン入り玉ねぎ卵とじ丼
消費期限超過ベーコン入り野菜たっぷり炒飯
……


うーん、結構湧いて来るな…。

これは次に「消費期限超過ベーコン」を見付けるのが楽しみ…、なワケはない。


やっぱり「安全に食える期限」を大幅に過ぎた物というのは、精神衛生上あんまりよろしくない。次からはきちんと使い切ってしまおう。



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