2016年6月11日土曜日

20年前の缶詰


「石器人の足掻き」からの移転(2015年10月27日付け記事)

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食品棚を整理していると、毎回出てくる古い缶詰がある。
下の写真がそれだ。

いつも「今度こそ捨てよう」と思いながらも、食い物を粗末にする疚しさ故か、その度に思い直しては、棚の奥に再び押し込んでいた物である。


ボンゴレロッソの缶


ひっくり返して、製造年月日を見ると



製造年月日


1995年の12月8日製造か。ということは…


おお!20年! 20年前だ!!


ちなみに、こんな注意書きも…


賞味期限は2年!

賞味期間は2年!
2年なんてとっくに過ぎてるぞ!
というか20年って、賞味期限の10倍じゃないか…。

こんな昔の缶詰が食えるのか?と疑問に思う反面、「缶詰は膨らんでなけりゃ食える」という、生死紙一重の予備知識もある。

どうせ石器人だし、便所の床に落とした物でもない限り、食い物は腹に入れてしまえば何とかなる!という考え方なので、あっさり食うことにした。


しかし、埃被って汚いし錆びてるし、開けたくない…。


キッタネー!

でも開けた。


2015年の空気に触れるボンゴレロッソ




おお、見た目は意外に普通の色合いだ。
変な臭いはしない。ちゃんと、トマトベースのソースの香りがするぞ。

「これなら食えるべさ」と、スパゲティのソースを作るために、野菜と一緒にフライパンに投入。


えい!こうしてくれるわ!ドボドボ…


フライパンに広げて、子細に具を観察してみたが、やっぱり異常は感じられない。何やら美味そうな香りもしてきた。


消毒の為?安酒をたっぶりかけて、それからフライパンに火を通し、熱でも殺菌。

茹で上がったスパゲティをこのソースに絡めれば、ほれ、この通り。


見た目は食えそうだ…


で、食ってみた。


うん、ちゃんと食える。普通にトマトソースのスパゲティの味がする。
ただ、具のアサリが少し薬臭いかな?

でも、ドブ臭いよりは薬臭い方が、身体の為には何となく良さそうだ、ということで、結局全部食った。





今のところ、身体に特段の異常は無い。

これも、日頃から一ヶ月以上前のパック入り豆腐を、「湯豆腐」と称して熱湯消毒して食べている鍛錬の賜物なのだろうか。





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