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街のスーパーで食料の買い出しをしていた時のことだ。
インスタントラーメン売り場で、でっかく「カップヌードウ」と書いた値札が立ったコーナーがあった。
不思議に思って、立ち止まって観察してみたのだが、そこのコーナーには何の変哲もないカップヌードルが置いてあるだけだ。
こりゃいったい何だべ?外国かぶれの店員が値札を書いたのかい?
コレを食う時は、今は亡き徳大寺先生の様に、「スティアリングリィスポンス!」とか「リィズナブル!」とか「ジャグァー!」とかの呪文を唱えなければならないんだべか?
と一瞬思ったのだが、よくよく見るとそこに置いてあるカップヌードルは、石器人が知っている物とは微妙に違うことに気がついた。
これが実物の写真だ。
チラッと見ただけではわからないが… |
どこが違うかわかるだろうか?
ホレ、コレでどうだい。
コレならわかるべ |
もう一丁、ホレ。
そう、コレはスーパーの店員がアメリカ帰りという訳ではなく、日清自体が外国かぶれして付けた「カップヌードウ」という商品なのだ。…と思ったのだが、どうやらそれも違うようなのだ。
ああ、なるほど |
そう、コレはスーパーの店員がアメリカ帰りという訳ではなく、日清自体が外国かぶれして付けた「カップヌードウ」という商品なのだ。…と思ったのだが、どうやらそれも違うようなのだ。
ネットで調べてみたところ、どうも北海道限定の商品のようで、カップヌードルの「ドル」の部分を、北海道の「道(ドウ)」に置き換えて、11月7日から数量限定で発売されたらしい。
日清のインスタント麺は、数年前に値上げされて以来買わなくなってしまったのだが、このいかにも徳大寺有恒氏が言いそうな名前の響きに惹かれ、思わず買ってしまったのだった。
買ってしまったら食わねばなるまい。
ということで、早速夜食として食べてみることにした。
まず、中身を確認しよう。
「北海道限定」と謳っているから、「馬鈴薯」でも入っているのか?と思ったのだが、昔食ってたものと大して違いはないようだ。それにしても、いつも思うのだがこの四角い肉よりは、チャーシューを入れてくれた方が石器人としてはありがたいのだが…。
お湯を入れるだ。
お湯を入れたぞ |
3分待つつもりだったのだが、便所に行ったりなどした為7~8分経ってしまった。
別に変ったところはないな |
で、食ってみたのだが、以前食っていたものとの違いがなんもわかりません!
それもその筈、この「カップヌードウ」、パッケージデザインを変えただけで、中身は通常商品と変わらないんだとさ。
折角、「北海道限定」と銘打って発売するんだから、「ホタテ」か「バター」でも入れりゃいいのに、とも思ったのだが、石器人が未だに「サッポロ一番醤油味」や「S&Bホンコン焼きそば」の呪縛から逃れられないのと同じで、味を変えてしまうのは商売上プラスには働かない、という判断なのだろう。
ただ、スーパーで買った税込み138円の値付けだと、「トップバリュー」だけでなく、「マルちゃん」相手にも苦戦するかも…。
(続く) (前回)
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