2017年7月8日土曜日

買い替え! コロナ冷風機CDM-1017


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以前コロナ冷風機 CDM-107で取り上げた冷風機、コロナのCDM-107の調子が去年の夏の終わりあたりからおかしい。

「冷風」メニューの最大値「パワフル」に設定しても、生温かい風しか出てこなくなったのだ。

これがそのコロナ CDM-107の写真。

旧型コロナ CDM-107

風がぬるくなった原因はエアコンに付き物の冷媒抜けだべな、と見当をつけたのだが、なにぶん古~い機種なもんで、修理に出しても対応してくれるかどうかわからないし、仮に修理可能だったとしても今までの諸々の経験から考えると、修理費は恐らく買い換えた方が早いくらいのバカ高い金額になりそうな気もする。

2007年に買って、調子が悪くなったのが2016年だから、2007~2015年の間、つまり9年間はしっかり働いてくれたのだ。これはもう、新しい機種を買うタイミングが来たんだべな、ということで、同じコロナの最新型冷風機を買うことにしたのである。

何故コロナの冷風機に拘るのかと言うと、排熱ダクトを装備していて「熱風を室外に逃がす機能」があるのは、このタイプの物では今のところコロナ製しか見当たらないからだ。



毎年それとなくコロナの冷風機の価格はチェックしていたので、どこの大型家電販売店やホームセンターでも3万円~3万5千円程で買えることはわかっていたから、取り敢えず札幌近郊のホームセンター「ホーマック」に行ってみることにした。

で、そこには展示品しか在庫が無かったのだが、定価税込み35,424円のところを展示品なので2,000円引き33,424円でいいという。

値引きよりも(本当は値段が一番大事なのだが)、「展示品なので箱が無いから余分なゴミが出なくていい」点も気に入って、その2,000円引きの展示品、コロナのCDM-1017を買うことにしたのである。





これがそのコロナの新型冷風機CDM-1017の写真。

コロナの新型冷風機 CDM-1017
外見は旧型のCDM-107と同じで見分けがつかない。本体裏面の仕様シールを見て、初めて違いがわかるくらい似ている。


これが新型CDM-1017の本体裏面の仕様シール。

安心の「日本製」
↑嬉しいことに「日本製」だ。後でここだけ黄色の蛍光マーカーで塗って、「日本製」であることを強調しておくかな。




ところで、旧型のCDM-107と新型のCDM-1017の違いはどこにあるのだろうか?と気になり、取扱説明書の仕様表を比べてみることに。

まずはこちらが旧型CDM-107の仕様表。

旧型CDM-107仕様表
「冷房能力」という表現の記載はないのだが、「除湿能力」「9.0/10.0ℓ(1日当たり)」と、二通りの数値表示になっている。この「10.0ℓ」の方は、説明も何も無いのだが、恐らく「除湿メニュー」を使った時の数値かと思われる。



で、こちらが新型CDM-1017の仕様表。

新型CDM-1017仕様表
「除湿能力」は旧型と同じく「9.0/10.0ℓ(1日当たり)」で、「除湿可能面積の目安」の数値も旧型と変わらない。何か特別に進化している点は無いのか、と目を皿のようにして仕様を確認したのだが、旧型との違いは何も見つけられなかった…。




それはともかくとして、買ってきたその日は最高気温が30度越えの真夏日だったので、早速「ルンペンストーブ用の煙突穴」の真下に設置して、煙突穴に押し込んだアルミ製のダクトパイプと排熱ダクトホースを繋ぎ、熱風排出の準備をした。(※排熱方法の詳細はコロナ冷風機 CDM-107参照)

排熱ダクトを煙突穴に挿し込んだアルミダクトパイプに接続



熱風排出の準備が終わって、「冷風」メニューの「パワフル」ボタンを押してみたら、アラびっくり!

新品だから当たり前なのだが風が冷たいのだ!涼しくて気持ちいいのだ!

去年とは大違い「風が冷たい!」
去年(2016年)の風のヌルさはいったい何だったのか?と思えるほど、よく冷えた風が出て来る。これなら、今居る場所周辺を冷やすだけの用途であれば十分快適に使えるべさ。

但し、旧型CDM-107もそうだったのだが、部屋全体を冷やす能力は無い。あくまでも限定的な場所、例えば寝床とか机、ソファ周辺をスポット的に冷やすだけの物なので、過剰な期待は禁物である。


それでも、繰り返しになるけど、冷媒抜けしていない新型CDM-1017は本当に風が冷たくて気持ちいい。冷媒抜けした旧型CDM-107のヌルい風のままだったら、おそらく今年の夏は早々に熱中症でくたばってしまっていたことだろう。





ところで、使わなくなった旧型のCDM-107の処分方法なのだが、最初は札幌近郊のハードオフに持ち込んでみたものの、何と「この手の2011年以前の製品については引き取れません!」とのこと。

仕方なく、新型CDM-1017を買ったホームセンターに持ち込んで「処分して貰えますか?」と訊いたら、無料で引き取ってくれた。新品を買った場合に限った引き取りサービスらしいが、これで有料粗大ごみに出す必要は無くなり、ホッとしたのだった。

※冷風機関連記事
2016年8月2日 コロナ冷風機 CDM-107


(続く)  (前回)



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