2016年12月29日木曜日

安いぞ!PCVブラインド


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暮れも押し詰まって来たというのに、居間の窓のブラインドが壊れた。

というか、厳密に言えばまだ壊れてはいないのだが、昇降コードが摩耗して中の糸が露出してしまい、いつ切れてもおかしくない状態なのだ。

元のコードと摩耗部分


中心線だけになった昇降コードだと、摩耗して細くなった部分とまともな部分に太さの違いが出てくるので引っ掛かってしまい、ブラインド昇降にも支障を来している状況だ。


昇降コードだけなら「コードの交換」という手もあったのだが、おかしくなったのはコードだけじゃなく、ブラインドの傾きを調整するハンドルも根元部分が割れてしまい、セロテープで応急処置をしている様な状況だ。

「こりゃ新しいブラインドを買わなきゃダメだべな」とは思うのだが、今使っている178×138cmサイズのブラインドは、結構な金額だったような記憶がある。あんまり高いようなら安いカーテンにでも替えてはしまおうか、とも思ったのだが、取り敢えず街のホームセンターまで行ってみることにしたのである。



ホームセンターに着いて早速ブラインド・カーテン類売り場に行ってみたのだが、このサイズのブラインドはやっぱり高い。税込みで9,698円だ…。まあ高いけど仕方無いか、と思いつつ辺りをそれとなく見回してみたら、ブラインド売り場の片隅に「PVCブラインド」という物が置いてあることに気付いた。

これが「PVCブラインド」だ


で、何気なくその「PVCブラインド」の値段を見て驚いた。176×138cmという、今使っているブラインドとほぼ同じサイズで、なんと税込みで1.706円だったのだ。

桁を見間違えたか?と思って何度も値段を見直したのだが、間違いなくその値段である。

安いぞ!


おいおい、普通のブラインドの1/5以下の値段じゃないか、いったい何処が違うんだべ?と思い、じっくり商品を観察してみたら、ブラインドを吊るすベース部分が金属ではなく樹脂製であることがわかった。



樹脂製になっただけでこんなに安くなる訳がないべさ、と更に観察を続けたら、やっぱりありましたよ、この文字がさ。

やっぱり中国製…
コレを見て、品質に一抹の不安は覚えたものの、安さには抗えず結局この「PVCブラインド」を買うことにしたのである。



早速家に持ち帰って交換作業だ。

今迄使っていたブラインドの取り付け金具とは大きさが違うので、新たに「PCVブラインド」用の金具を設置しなければならなかったのだが、意外にあっさり取り付けできた。

買った時には気付かなかったのだが、ブラインド自体は左右2分割になっていた。

おお!分割式だぞ

よしよし、これで新年に向けての懸案は取り敢えず片付いたな、と思って新たに取り付けた「PVCブラインド」を眺めていたのだが、ひとつだけ気になる点が見つかった。


ブラインドのベース部分が金属ではなく柔らかい樹脂製なので、ブラインド自体の重さに耐えられず、ベース部分が撓ってしまっているのだ…。

撓っとる…
ブラインド上部の樹脂製ベース部分が下方向に撓っているのがわかるだろうか?




まあ、それでも開閉に影響はないようだし、真ん中の切れ目部分にも隙間は発生していないようだから、取り敢えずはコレで良しとしておこう。

何と言っても、税込みで1,706円というありがたい値段なのだから。



(続く)  (前回)



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-関連記事-
PVCブラインドベース部分の撓りを直す
日常

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石器人の足掻き
何処だべ?ここは

2016年12月20日火曜日

Word 2013の差し込み印刷機能を使って年賀状の宛名を印刷するべ


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石器人が年賀状に宛名を書く時に使っているのが、「Excelの住所録及びそれと連動するWordの差し込み印刷機能を使った宛名印刷」という方法である。

Office 2003の頃に作った年賀状用のExcel住所録が、パソコンが代替わりしてOffice2013になった現在でも年賀状印刷用の住所録として使えるのだが、一年に一回しか使わない所為か、毎年年末の年賀状作成時期になると、やり方をきれいさっぱり忘れてしまっているのだ。


そこで、年末が来るたびにいちいちネットでやり方を検索しなくても済む様に、備忘録としてやり方を書き記しておくことにしよう。







まずは、年賀状の宛名印刷の元となるExcelの住所録だ。

Excelで作った住所録(架空の名前)
これは確か、Excel2003にテンプレートとして付属していた住所録をそのまま使ったものだと記憶しているのだが、もしかしたらネットから無償でダウンロードしたものだったかもしれない。老眼の石器人でも見やすいように、字を少し大きくして字体も変更しているのだが、:今のパソコンで使っているWord2013の差し込み印刷も使える。

まずは、この住所録に年賀状の送り先の「氏名」、「敬称」、「郵便番号」、「住所」の最低限の項目を記入しておく。(※ここでは架空の住所氏名を載せてある)



次に、Wordを立ち上げ、取り敢えず「新規作成」で白紙の文書を作り、一番上のメニューの「差し込み印刷」をクリック。

新規作成→差し込み印刷


次に、その下のメニューの「はがき印刷」をクリックして、その下に出てくる「宛名面の作成(A)」をクリック。

はがき印刷→宛名面の作成


すると「はがき宛名面印刷ウィザード」が開始され、「始めましょう」のメニューが表示されるので、「次へ」をクリック。

「次へ」をクリック

はがきの種類を選びます」メニューになるので、一番上の項目「年賀/暑中見舞い」に黒丸が付いていることを確認して「次へ」をクリック。




「縦書き」になっていることを確認して「次へ」をクリック。

「縦書き」を確認して「次へ」



「書式を設定します」メニューになるので、字体等を設定して「次へ」をクリック。

取り敢えず「MS明朝」にしといた



「差出人の住所を入力します」メニューになるので、自分の氏名と住所を記入して「次へ」。

氏名、住所を記入し「次へ」




「差し込み印刷を指定します」メニューになるので、「既存の住所録ファイル(L)」に黒丸を付けて、「参照」で先程の「Excel住所録」を指定する。これで「Excel住所録」Wordが関連付けされるので、「次へ」をクリック。

「参照」で「Excel住所録」のファイル名を指定してから「次へ」



「終了です」のメニューになるので「完了」をクリック。

「完了」をクリック



「テーブルの選択」の窓が開く。前述の「Excel住所録」ではSheet1に表を作成してあるので、窓の一番上にある「Sheet1$」が選択されていることを確認して「OK」をクリック。

「Sheet1$」になっているのを確認して「OK」



すると、Excelで作成した住所録の先頭のデータが記載されたはがきの「宛名面」が、Wordの文書として表示される。間違いがないか確認してから、次の「宛名」に進むために右上にある水色の右向き矢印をクリック、

右上の水色矢印クリックで次の「宛名」に進む



次の「宛名」に進んだので、また間違いが無いか確認。この作業を一通り終えたら、次はいよいよ印刷だ。画面右上の「完了と差し込み」をクリックして出てきた項目「文書の印刷」をまたクリック。

「完了と差し込み」→「文書の印刷」




こんな窓が開く。取り敢えず今画面に出ている「宛名」一枚だけ試しに印刷してみたいので、ここでは「現在のレコード(E)」を選択してから「OK」をクリック。尚、テスト不要でいきなり全部印刷したいなら「すべて」を選べばよい。

「現在のレコード」→「OK」



印刷画面が出てくるので、「OK」を押せば印刷が始まる。


印刷されたはがきをよ~く確認して、ズレなどが無ければ全部印刷すればよい。





以上がExcelとWordを使った年賀状の宛名印刷の方法である。尚、両ソフトともにバージョンは「2013」である。

よしよし、これで来年は「この記事」を見れば、すっかり記憶力が無くなってきた石器人でも、やり方をすんなり思い出すことが出来るだろう。



(続く)  (前回)



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2016年12月6日火曜日

呑気な雉さん


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今年の7月頃の話である。

家の外から、何やら絞め殺されるような悲鳴みたいな鳴き声が聞こえたので、窓から外を見たら、家の隣の敷地(空き地)にでっかい鳥がいた。

でっかくて派手だ
多分オス?
ほほう、こりゃ雉だな。鳥には詳しくはないけど色が派手だから大方オスだべ。


しかし、ここは田舎とはいえ仮にも住宅地だ。何故こんな場違いな場所をうろついているんだろう?と思っていたら、徐に地面を突っつき始めた。



ああ、そうかい、餌を探していたのかい。確かにここら辺りは虫の宝庫だからな。雨降りのたびに車庫にはミミズが流れて来るし、ワラジムシや虻・蜂は無論のこと、中にはこんな気持ち悪い虫だっているのだ。

脚の数は面倒なのでかなり端折った

うう…、描いてるだけでも気色悪いわ。玄関の外階段に、手のひらに近いサイズ(脚の部分まで含めて)のコレがくたばっていた時には、腰を抜かしそうになったものだ…。





ああ、そうだ、雉の話だった。とにかく、こんな塩梅で餌は豊富にあるのだから、雉が来ても不思議じゃないよな、と思い直し、暫く観察することにした。


かなりデカい
なかなか立派な体格をしているので、餌もたくさん食わねばならないのだろう。



やっぱり野生だけあって、周囲への警戒は怠らないようだ。

時折キョロキョロする


木陰の方に行ってみたり

7月だしやっぱり暑いんだろう


おもむろにキンタマの辺りを嘴で掻いて?みたり

この態勢から↓
キンタマが痒い?



で、しばらくウロウロした挙句…

見られていても、あんまり気にしない様だ



あ、寝た!?


リラックスモード


この辺りはキツネもよく出るというのに、大胆なものだ。

すっかり落ち着いた様なので、こっちも飽きてしまい、呑気な雉さんの観察はこれで終了したのだった。





この雉さん、時折「クェーッ、ケーッ!」と奇声を発しながら、8月に入ってからも家の周囲に滞在していた。たまに道路をニワトリみたいにヨチヨチ歩く姿が、何故か哀愁を誘っていたのだが、8月の半ばを過ぎた頃、いつの間にか姿が見えなくなっていた。

呑気な雉さんは、来年もまた来るのだろうか…。


*関連
2017年8月3日呑気な雉さん其の2 & やかましくてタフなオオジシギの話



(続く)  (前回)



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