2016年11月4日金曜日

FinePix S9900W アドバンスフィルター


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今年の春に、Fuji Film製のFinepix S9900Wを買ってから、主に風景などを撮っているのだが、殆どは設定の手間要らずの「オート」モードで撮影していた。このモードは本当に楽で、シャッターを半押ししてピントさえ合わさえせれば、大抵の状況に応じた写真が撮れる。

ただ、カメラの扱いに慣れてくるに従って、S9900Wに備わっているいろいろな機能を試したくなってきた。

そこで、改めてS9900Wの取扱説明書をよく読んでみると、色々な撮影モードの中の「Adv(アドバンスモード)」というモード内のメニューに、「アドバンスフィルター」という機能があることがわかった。

この「アドバンスフィルター」という16種類もあるフィルター機能、何に使えばいいのかはさっぱりわからないのだが、通常使っている「オート」モードで撮影する写真より、かなり毛色の変わった写真が撮れるらしいのだ。





ということで、早速「アドバンスフィルター」機能を使って写真を撮ってみた。

まずは比較の為に、通常使っている「オート」モードで撮った写真を載せておく。

いつも使っている「オート」モード




では最初に、「アドバンスフィルター」の16種類あるフィルターの一つ「トイカメラ」で撮った写真。

トイカメラ
楕円形的に周囲を暗くするフィルターのことを、このカメラでは「トイカメラ」と呼ぶらしい。



次に「ミニチュア」と名付けられたフィルターの写真。

ミニチュア
説明書によれば、「上下をぼかす」らしいが、確かに上と下はぼけている。




次が「ポップカラー」フィルター。

ポップカラー
「コントラストと彩度を強調する」とのことだが、確かにくっきりはするけれど赤っぽくなるのは何故だろう。



次は「ハイキー」フィルター。

ハイキー
「階調表現を明るくしてコントラストを抑える」そうだが、確かに明るいことは明るい。



次が「ローキー」フィルター。

ローキー
 こりゃまた極端に暗くなるもんだな。昔の洋画みたいに、真昼間に夜のシーンを撮るような感じか。




次は「ダイナミックトーン」フィルター。

ダイナミックトーン
「ダイナミックな階調表現で幻想的な効果を加える」そうだが、「ポップカラー」とはまた別の感じで強調されているのはわかる。幻想的かどうかは、ちょっとわからない…。




次が「魚眼」フィルター。

魚眼
これは説明は不要だろう。




次は「ソフトフォーカス」フィルター。

ソフトフォーカス
「全体をぼかして柔らかな雰囲気を加える」とのことだが、この風景ではよくわからない。きっと他にこのフィルターに適したシーンがあるのだろう。




次が「クロススクリーン」フィルター。

クロススクリーン
おお!キラキラした光が現れたぞ。少女漫画みたいで何か小っ恥ずかしい…。




次は「スケッチ」フィルター。

スケッチ
このフィルターが一番特徴があるな。どんな用途に使えばいいのかは、よくわからんけど。




次は「パートカラー(レッド)」フィルター。
このパートカラーというのは、()の中の色だけ残し、残りはモノクロにしてしまうことらしい。

レッド
この風景の中に赤色は無かったので、全部モノクロという残念な結果になってしまった…。




次が「パートカラー(オレンジ)」フィルターだ。

オレンジ
確かにオレンジ色の部分は残っているな。殆どモノクロだけど…。





次に「パートカラー(イエロー)」フィルターだ。

イエロー
なるほど、この風景では殆どが「イエロー」に認識されるという訳だ。




次は「パートカラー(グリーン)」フィルター。

グリーン
肉眼では「緑」はもっと多かったのだが…。




次に「パートカラー(ブルー)」フィルターだ。

ブルー
水面と空だけ青い。しっかりと仕事はしているようだ。




で、最後に「パートカラー(パープル)」フィルター。

パープル
この風景に「紫色」などどこにも無かったので、こういう結果は仕方ない。





以上、16種類ある「アドバンスフィルター」の全てを試してみたのだが、個人的には「ダイナミックトーン」の感じが好みだ。後は面白写真用として「魚眼」「ローキー」「スケッチ」のフィルターが使えるかもしれない。

何れにしても、他にもどんな機能があるのかあんまりよくわかっていないので、もう少し取扱説明書を熟読しないと…。


(続く)  (前回)



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